ゆきだるまのスノーぼうや ヒド・ファン・ヘネヒテンさく え のざかえつこ やく フラーベル館
ずっと前に誰かが作った雪だるまのスノーぼうや
ゆきだるまは、じっと立っていなくてはなりません。
でも、スノーぼうやは動いてみたくてたまらないのです。
ある日、スノーぼうやは思い切って動いてみました。
自転車にも乗ってみました。
野を超え、山を越え、ずっとずっと走っていったスノーぼうやが見たものは...笑いながら踊ってるたくさんの雪だるまたちでした。
この本は、17日の土曜日に、同じ区内の近くの学校のお楽しみ会で読み聞かせをしました。
ゆきだるまが動くなんて、考えたこともありませんでしたが、もしも動いたら...楽しいでしょうねえ。
ゆきだるまは動いていけない、なんて、だれが決めたのかしらねえ。
うごいたらとけてしまうって、本当?
ゆきだるまとが動いたら、一緒に何がしたい?
うさママはさむがりですが、それでも、一緒に歌って踊ってみたい。
世の中、私たちの生活の周りには、ほんとうはそうでないのに、○○したらいけない。
○○でないといけないとか、もしそんなことをしたら、恐ろしいことが起きる、とかいう、既成概念で縛られれることが結構多いですよねえ。
もう一度立ち止まって、それって、ほんとうにそうなの?って考えてみるのもいいかも、って思いましたよ。
あ、でも、公序良俗に反することはいけませんがね。
思い切って動いた、雪だるまのスノーぼうや。は、勇気あるなあって思いました。
子どもたちの、そういう思い、伝わったかな?
ころんで、すべって、走って、雪の球も投げて、自転車にも乗って...。