おしくらまんじゅう かがくい ひろし さく/え ブロンズ新社
小学校のお話会、久々に行ってきました。
2か月のブランクがあるので、少々不安がありました。
今日は1年生。
うん、難しい本はやめて、お子達と楽しもう、って思いましたよ。
あ、むずかしい、というのは、練習をしっかりやらないと読めないとか、
かんがえずに、気楽に読もうってね。
いや、いい加減でいいとは思ってないんですよ。
でも、こういう時もあってもいいかってね(^O^)
さて、ごあいさつ。
「おはようございます」
何人か反応してくれましたね。
あとは...お絵かきやおしゃべり、あやとりに夢中です。
まあねえ、こういう日もあるか...まあ、読み始めたら何とかんるでしょう。
というのは甘かった...(ー_ー)!!
まず本に表紙を見せて、題名を読む。
「しってる~~」
「知ってる人は思い出しながら聞いてね。」
「これは何かな?」
「まんじゅう!!」
「うん、おしくらまんじゅうしたことあるかな~~?」
あくまでに最初の被害者は饅頭!!
紅白まんじゅうが獲物を求めていきます。
そ~れ!!
おしくらまんじゅう
おされてぎゅ~
おされてぎゅ~
ぎゅー ぎゅー ぎゅー
おされて~~
大きなおまんじゅうを、紅白まんじゅうが両方から背中ではさんで押します。
びぇ~~ん
わ、ないちゃった~~
ごめんね~
つぎいくよ~~
こんな調子で、こんやく、納豆とおしくらまんじゅうで押していきます。
こんにゃくには、はねとばされ、納豆はねば~とくっつき...。
見て、聞いている子はよく反応します。
「あ^^、なるなる」
「あはは~~」
「なっとう」
などなど、声が出ています。
でもね、あくまでお絵かきに夢中な子も...。
隣の席の子と、絵を見せあいながらおしゃべり、後ろを向いて、
半分席を立っておしゃべり、あやとりを二人で取り合い...
フ~~、つわものです。
たいていのクラスは、読み始めたらやめるんだけどなあ...。
さいご、ゆうれいに押しくらまんじゅうをして、幽霊に食べられ、
紅白まんじゅうもゆうれいになって、
「ばいばい~い」「またね~」でおわりです。
先生、このクラスの授業大変だろうなあ...。
この子ら、完全にながら族。
先が思いやられます。
まあ、気合いれて準備してないこっちも悪いか...。
と思いながら、クラスを後にしました。
月2回のよみきかせ活動も、もう約10年になります。
子どもたち、読んでもらいなれて来たかな?
こっちも読み慣れて、少々いい加減になってるかな?
がっこうも、ボランティアによるよみきかせ活動はあって当たり前になってないかな?
ドリルをやってたり、宿題鵜をやり直して足りは日常茶飯事の出来事。
今日のような状態の時もあります。
でもね、黒板に、
「きょうはおはなしかいです。しずかにききましょう」
と書いてありました。
まあ、静かには聞けてた様な気もする...
いや、聞けてはいなかったけど、うるさくもなかった...
から仕方ないか。
そろそろ節目にきたような...
図書館解放も、あって当たり前。
参加者も少ないですが、開けていることに意義がある、
お話し会も、継続することに意義がある。
こういう活動で、ひとりでも二人でも、本の好きな子に育ってくれたら、
それでいいと、自分に言い聞かせたうさママでした。