〝おもちゃ” 〝遊んでくれる人”
孫たちと過ごした40日、かなり疲れましたが、楽しかったです。
5歳10か月のうさ孫と、2歳1か月のちび孫は、うさママをすっかりおもちゃ扱いにしてくれました。
うさママを、動く立木とでも思ってるのか、二人して飛びついてくれます。
うさ孫のほうはしがみついて離れません。
そこで、うさママも作戦を立てました。
うさ孫は飛びついてくると、〝ミーン、ミーン、ミーン”とセミの鳴き声をまねます。
〝ミーン、ミーンって何?”
と聞くので、
〝ミンミンゼミや。
セミは地上にでたら10日しか生きてられへんから、10数えるまでな!!”
と、しがみつかれたら、十まで数え始めます。
孫は数えさせまいと、必死で抵抗しますが、なにせ両手でうさママにしがみついてるので、手が使えません。
それでも、数え終わっても降りようとしません。
そこで、だんだん声を小さくして、徐々に落とす作戦です。
何度でもせがまれるので、〝5回までな”とか、約束します。
まあ、すんなりはやめませんが、約束ですから、なんとか止めてくれます。
最初のうちは、その要領がわからず、止めさせるのに苦労しました。
ちび孫は、お兄ちゃんのマネをして飛びつきますので、先に左側に17キロのうさ孫、
次に右側で、12キロのちび孫を抱えます。
1か月以上いたので、ちび孫がどんどん重くなりました。
おそらく、合わせて30キロ近かったのではないでしょうか?
落とさないように抱えるのが大変でした。
組体操よろしく、両足を開いて膝を曲げ、しっかりと踏ん張って受けていました。
そのほか、お相撲、トンネル、滑り台、山...。
ちび孫は、うさママを座らせて、足をかけてはよじ登ってきます。
そして、肩ごしに逆さに落ちようとします。
それを受け止めて、足を持って頭から降ろす。
本人は、きゃっきゃっといって喜びますが、こちらは大変。
冷や汗ものでした。
うさ孫に、
〝ばあちゃんは、あんたらのいったい何やねん?”
と尋ねると、
〝うさ孫とちび孫のおもちゃ”
とか、
〝遊んでくれる人”
と即答です。
ふう、孫の相手は体力勝負。
次に行くまでに、しっかり体を鍛えておかなくちゃね。