今日は「父の日」

今日は「父の日」
「母の日」に比べて、少々かげば薄いです。
でも父の存在は大きいですね。

私の父も、義父もすでに亡くなりました。

でも、２人の父と呼べる人との思い出はたくさんあります。

私の父は晩婚でした。
戦争のため、先の妻と２人の子どもを病死させてしまい、
戦後迎えたのが私の母です。
専業農家で、しかも水害常襲地帯。
５人の子どもを抱えての暮らしは大変でした。
でも、両親は一生懸命に働いて、子どもたちを育ててくれました。
晩年、老衰のために床についた父を、
母を中心に、５人の子どもやその連れ合いが交代で看護に当たり、
孫たちも見舞いや、手伝いに駆けつけてくれました。
私の子どもたちも、２人とも大学受験でしたが、
父の見舞いを優先してくれました。

そのときでないとできないことがあるのですね。

後から出来ることは二の次に回しました。

義父の時は、娘が高校受験でしたが、
家族みんなでダーリンの実家に泊まりこみました。
私は病院に泊り込みで付き添いし、
子どもたちや、ダーリンは、毎日見舞いに来てくれました。

おかげさまで、２人の父を送った後、何の悔いも残らない、
こんな幸せな送りかたが出来たことを、
今も嬉しく思っています。

昨年、ダーリンの母も亡くなりました。

今は、残った私の母が元気でいること、
そして、私たちが、平和で、仲良く暮らせていることが、
最大の親孝行と思っています。

２人のお父さん、有難う。
今も、ずっと大好きです。
私たちの心の中に生きてくださってますよ。

写真は田舎でよく見かけた花です。
近所に咲いていました。