ふしぎなナイフ
「ふしぎなナイフ」
中村牧江/林 建造 さく 福田 隆義 え
福音館書店 こどものとも絵本
表紙を見せて、
ナイフ、バターを塗るとき、使うねえ。
ちょっとしゃれたレストランでお食事する時、ナイフとフォークで使うねえ。
ふしぎなナイフ、どんなナイフかなあ。
と、絵本に入ろうとすると、1人、男の子が寄ってきました。
「これ知ってる。折れるんや!」
「知ってんの?
ほんな、おばちゃんと僕の秘密やで!内緒な!!
と、口のところに人差し指を立てて、シー🤫の合図。
ページを開いていきます。
ふしぎなナイフが、まがって、
ねじれて、
おれて、
われて、
ちらばって、
のびて、
ちぢんで、
ふくらんで、
最後に割れてしまいます。
子供たちも、指導員の先生も、あ~!(◎_◎;)という顔をして、見ていました。
でも、その男の子、次々ネタバラシ!
読み終わってから、
「クオラア~!内緒や言うたやろ!」
と言うと、ニコニコしていました。
構って欲しいのね。