よかったね ネッドくん 偕成社 シャーリップ作 やぎた よしこ訳
1年半ぶりの朝の読み聞かせ会でした。
2年生。
教室に入った途端、
「あ~知ってる!」
「図書の人や~!」
などなど…わあわあとやかましいこと。
は~い、読み聞かせ会だよ~!
みんな、座って~!
「おはようございます」
子供達の興奮は静まりません。
読書の記録のカード持ってるねえ。
はい、書くよう!
黒板に、シールの色、赤、と、本の題名、今日の日付を書いていきます。
子供達も書いたところで、読み聞かせです。
「この本、知ってる人!」
「読んだことある人!」
たくさん手が上がります。
よかったねネッドくん
ある日 ネッドくんに 手紙が来た。
…
と読んでいくと、
海に落ちるんやで。
サメが出てくるんやで。
と、先先に言う子がいる。
隣が、うるさい!
と怒っている。
それはほって置いて、うさママは、どんどん読み進める。
パーティの招待状をもらったネッドくん。
でもこまった。
行き先はフロリダだ!
よかった、
友達が飛行機を貸してくれた。
でも、大変!
飛行機が途中で爆発。
でもよかった。
パラシュートがあった。
でも大変!
パラシュートに穴が開いていた。
…とこんな具合に、こまった事態になっては、よかった、○○だった。
でもこまった。
の繰り返し。
最後は、自分のための誕生日パーティに着く。
と言う単純な筋書き。
よかったのところは、青一面の背景。
こまったところは、グレーの無彩色。
単純な絵と単純なストーリー。
どの学年も、大人も子供も楽しめるお話です。
しかも、単純な英文も並列で書いてある。
英語学習教材としても、楽しみながら使える絵本です。