お化け屋敷へようこそ 川端 誠 BL出版
4月20日(水)、今年度初めての「お話し会」がありました。
朝、授業開始前の15分間のよみきかせです。
今回は、学年ごとの学級数も変わったこともあり、事前に担当の学年・クラスがわかりませんでした。
代表者の方から、
「何年生でも対応できるようにしておいてください」
と、前日連絡がありました。
うさママ、たぶんそうなるだろうと思って、春休み中に、どの学年でもできるようにと選んでおいたうちの1冊です。
担当は2年生と、当日朝の打ち合わせで決まりました。
はいはい、了解です。
本を持って教室に入ると、さっそく子どもたちが寄ってきました。
「しんのすけ!!」
ふふふ、クレヨンしんちゃんですねえ。
やっぱり、1年生に毛が生えている段階ですねえ。
本の表表紙を見せた途端、
「一つ目小僧や!!」
まあ、なんてかわいい反応(^O^)
中表紙。
えんがわと、ふすまが4枚。
これだけで、古い家とわかります。
”お化け屋敷と噂の高い大きなお屋敷。
ここへ、たくや、こうへい、つよし、しんのすけという4人ぐむ破綻権威は行っていこうというのです。
ところが、ここはほんとうのお化け屋敷。
お化けたちはめずらしい人間の子どもの来訪に、「さて、どうしようか」と相談です。
4人組が入ってみたら、まずはやりかけの将棋盤に、おおきなお化けの襖絵。
屋敷の中を回ってみてもがらんどう。
やっぱりおばけ屋敷は噂だったのかと...。
その後ろや、見えないところに、じつはお化けたちが...。
子どもたちの後ろに冷たい風が吹き、そ~っと後ろを振り向くと...。
.........
実は本物のお化け屋敷ときずいた子どもたち。
ころがるように屋敷を出て行きました。
後に残ったお化けたち。
「いい子だなあ」
「そろそろおれたちもでていくか」
とうれしそう。”
さて、こんな本物のお化けが出てきたら、どうするでしょうねえ、子供たち。
新2年生にふさわしいおはななし。
食い入るように見つめてる子供たちンのかわいいこと。
やっぱり、よみきかせボランティアは、たのしいねえ。