終わりよければ 今年度お話し会最終
前回のお話し会のショック状態から抜け出せなかったうさママ、
最終回である今回は、作戦を考えて行きました。
ブログ友達であるぺんぎんさんの記事にヒントをもらい、そのデータを借用。
模造紙に大きく書いた詩を、子供たちと一緒に読もうという作戦です。
さて、子供たちの様子は...戦々恐々としながら、1年の教室まで行くと、
「きた~~!!」
「きたっ!!」
と子供たちの声。
一番前の席の子が、机の上にひろげてた描きかけの自由帳と筆箱を
サッと机の中に入れました。
すかさずうさママ、
「あっ、サッと自由帳片づけた子がいる。かしこいなあ(^O^)」
はい、魔法の言葉です。
バタバタと子供たり全員がお片付け。
「えらいなあ(^O^)」
といいながら、詩を書いた模造紙を、黒板にひろげて張りました。
「こわれた すいどう...」
と読み始めた子がいます。
「みんなも、こんなことある?」
とたずねると、
「ある~~」
「ある、ある~~」
と反応が返ってきます。
もう、前回と全く違います。
うさママ、うれしい予感。
ごあいさつの後、一度読み聞かせ。
「今度は、。みんなで読んでみようか」
「じゃあねえ、つぎは、ひらがなのところ、男の子、カタカナのところ、女の子で読んでみようか」
「今度は、男の子と、女の子交代、チェンジね」
「最後に、私がひらがなを読むから、カタカナのところ、列ごとで読んでみようか。
お友達がどんな風に読むか、よく聞いてね」
群読ですね。
「こわれた すいどう」の大合唱です。
次はこの本。
「あ、図書館にある~~!!」
「よんだ~~」
「ぼくも~~」
子どもたちの大合唱。
「なくねんで~」
とか、内容覚えてます。
「おしくら まんじゅう」とよむと、
「おされて なくな!!」と合いの手が。
最初の絵を見せて、
「これ、なあに?」
「まんじゅう!!」
元気よく答えがかえってきます。
子どもたちの目が爛々と輝いています。
全員がしっかり本の方を見ています。
最後の幽霊にところまで来て、
「おしくら ゆうれい
おされて~~」
「食べられるねんで~~」
「おされて ひゅ~
おされて ひゅ~
ひゅ~ ひゅ~ ひゅ~
おされて~」
ここで、「ぱくっ!!」と子供の合いの手!!
「べろ~~ん」
(幽霊の長~~く、大きい舌が...。)
「ぱくっ
おいし~い~」
満足そうな幽霊の顔。
最後のページ、紅白まんじゅうも幽霊になって・・・
ゆうれい:またね~~
ヒュ~ドロドロドロ~
ゆうれいになったこうはくまんじゅう:バイバ~イ
デヘッ
おしまいです。
子どもたち、し~~んとして此方を注目しています。
黒板にはった、詩の紙をはがしかけると、とめていた磁石が落ちました。
「それ、どうしたん」
「うん?、買ったよ、お金出して」
「かみは?」
「紙も買ったよ」
「どこで?」
「〇〇で」
何にでも興味があります。
前回、あやとりまでされたことを思い出して、
「みんな、あやとりやってるんの?」
と聞くと、
「やってる~」
と紐を出してきました。
「やっていいの?いま?」
何て素直なお子達。
「ええよ~~。先生来たらおしまいね」
ごだんばしご、ほうき、二人あやとりなどをして見せてくれました。
今年度最後のお話し会、前回のクラスのいやな気分など、どこかに吹っ飛んでしまいました。
ああ、お話し会やってて、よかった(^O^)
心からそう思えるひと時でした。
ぺんぎんさん、すてきなデータをありがとう。
ぺんぎんさんのブログはこちら。
小学校の図書室の様子やお仕事、楽しい本の紹介がありますよ(^O^)