お菓子な日々

お菓子作り大好きなおばさんのブログです。

台風一過の夕焼け

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今日は、午後から夫と一緒に、司法書士事務所に行って来ました。

亡き義弟の残した不動産の処理についての相談です。

農地は、農業従事者でないと売れません。

しかし、第2種のうちであることが判明し、地目変更可、という事です、売却可能となった。

問題は小作のついてる農地である。

小作の契約書と、小作料の振り込まれている通帳を見せ、いかにして、小作を外すかの相談である。

小作人は、村でも有名な厄介な人。

又貸ししているのはわかっているが、証拠がない。

小作人がやむを得ない事情で工作を続けられなくなった時は、又貸し可、という契約になっている。

これは正攻法で行って、売却したいので、小作を外れて欲しい、と行くことにした。
もちろん、離作料を売値の4割払うという条件であると。

これでダメなら、契約の切れる半年前に、内容証明で、契約を更新しない旨、内容証明で送りつける、と言うもの。
これは、弁護士に仲介を頼む。
離作料は払う必要なし!

三つ目、山の売買である。
これは、確か8人の共有になっている。
しかも、20年以上前に売買契約を結び、手付金を受け取っているが、その契約が履行されていない。

これが一番ややこしい。

で、いろいろ相談して、山林の評価額を役所で調べ、負債付き贈与が出来ないか、会計士さんと相談する、ということになった。

ここまでで、二時間以上。

もう、うさママ、クタクタである。

この土地の相続や権利関係を把握するのに、うさママは、義父と、義母の相続分割協議書を探し、何度も読んだ。

古い権利書や、登記簿謄本を探し出し、これもなんども読み返して、関係を把握する努力をした。

義父母の原戸籍から、死ぬまでの戸籍謄本を読み返し、親族関係を頭に叩き込んだ。

本当に、人1人が亡くなって、後始末がこれほど厄介であるとは…。

司法書士さんも、相当ややこしいケースとおっしゃっておられた。

うさママ、帰りは、もう、頭痛がして来ました。

まずは、やれる事から、ひとつずつやるしかありません。

ちびちび頑張りましょう。

事務所を出た後、見上げた空は、夕焼けで輝いていました。