水菓子 花火
先日、月曜ドラマのなかで、和菓子職人15年?のタケさんが、
初めて任された新作に苦しんでおられました。
15年の経験があっても、あんなに苦しまれるのに、私ごときにできるわけはない。
と思いつつ見ておりました。
ようやく出来上がった新作、花火。
昔、親方に言われたアドバイスを思い出しての新作でした。
感動しましたねえ。
ひとつのお菓子にこんなドラマが、誰にでもあるのだなあ。
いや、人間、生きている以上はドラマの塊なんだなあ、
と、人それぞれの人生ドラマに、ふと心を向けさせられました。
さて、マネッコにもなりませんが、作ってみました。
これは抜き型でぬいたのではなく、抜き形がないので、コップで作りました。
上下を逆にして、固まってからひっくり返しました。
下は水羊羹、上は水饅頭と同じ生地。
そして、中は、栗の甘煮、洋菓子に使うスプレーシュガーです。
見事にあるものの利用です。